大切な家族の一員を安心してお任せ頂けるように、当院では「5つのお約束」を守るよう努めております。
- 全ての治療を飼い主様さまの前で行うようにしております。
いままで、検査や処置が全くの別室で行われ、動物たちの様子がうかがえず、不安に思ったことはありませんか。
当院の診察は、検査や、処置も動物たちと、飼い主様に安心して受けて頂けるよう、院内はオープンな空間で、行っています。
ほとんどの処置や検査は、飼い主様の前で行います。動物たちの状態や処置の内容によっては、飼い主様と少し離れていただくこともありますが、その場合もパーテーション1枚の向こうで行いますので、様子はよく分かります。飼い主様が、採血や注射などの処置を怖いと思われることもありますね。そのような時は遠慮なくおっしゃってください。配慮いたします。
検査結果、データ、治療の方針に関してもオープンに開示いたします。
飼い主様と固い信頼関係を築くために、心がけていることです。
- 必要以上の検査や投薬はお勧めしておりません。
ときどき、当院のお薬の処方が少ないと不安に思う声をお聞きします。
それは、私たちが、その子のその時にどんなお薬が本当に必要なのかを考えて必要なものだけをお出ししているからかもしれません。検査も同様です。
常に動物たちと飼い主様の負担を最小限に、かつ、必要なものは十分に。。。当たり前に聞こえますが、私たちにとっては大きなチャレンジなのです。
むやみな「とりあえず」「念のため」の検査や治療は、医療者サイドにとっては安心材料になることもありますが、動物たちには負担です。
私たちが、動物たちに「必要な」検査や治療を考え、提供していくのは、私たち1次診療の努めと考えます。
- 症例の抱え込みは致しません。
獣医療は、今、細分化・専門化して進歩しています。ひとつの病院でできることには限界があります。
必要と判断されれば、ある段階から、専門医やさらに高度な医療機関に検査や診断、治療をお願いするようにしています。
紹介先病院には、大学病院、専門病院のほか、当院と深い連携関係にあるその分野を得意とした病院であることもあります。
ひとつの病院でいたずらに抱え込むことをせず、必要なら、すみやかに適切な医療機関に紹介させていただきます。
そして、そこでの治療方針が落ち着いた後は、また当院で治療を継続できるようにすることもできます。
それのために、普段から病院間や獣医師間で、スムーズに情報交換できるよう、縦、横のよい関係を保つように努めています。
もちろん、このような病院をご紹介する場合もその都度、飼い主様とよく話し合った上で進めてまいります。
率直に、不安に思っていらっしゃることをお話していただきたいと思います。
連携先病院の例
連携先病院の例
当院と深い連携体制をとっている病院の1つに 亀戸総合動物病院 があります。
当院院長と亀戸総合動物病院の山田院長とは、大学の先輩後輩であることもあり、
率直に情報や意見の交換ができる関係です。
特に外科の分野では、亀戸総合動物病院が数多く対応している症例に関して手術を依頼することもあります。
手術自体はもちろん、術前、術後に関することもスムーズに情報交換でき、動物たちにかける負担を最小限にするために、よりよいチームワークを作っています。
- 日頃のケアやフードのことなど、病気以外のご相談にも積極的にご対応しております。
動物病院は、病院とはいっても、病気を診るだけのところではありません。
通常なら病気は非常事態。むしろ動物たちとの日常生活には、「どうしたらいいだろう?」という小さな疑問や相談したいことがたくさんあるのではありませんか?
フードのこと、食べ方のこと、しつけのこと、お散歩のことなどなど。そのようなご相談にも、よろこんで対応させていただいています。
当院は、看護師スタッフも栄養やフードのセミナーを数多く受講し、栄養管理アドバイザーとして相談をお受けしている看護師もおります。
どうぞお気軽に、動物たちの毎日の生活に関するお話をしにお越しください。
- 治療の前には必ず費用についてのご説明をしております。
『大切な命のため、治療にかかる費用は覚悟の上』と飼い主の皆様は思ってくださいます。
でも、やはりその額は気になります。動物病院の診療には、費用がかさむ場合もあります。
当院では、診療にかかる費用を前もってお伝えするようにしております。
そして、費用も含めて検査や処置の内容を理解していただいて進めていきます。
ご心配なことは、どうぞ遠慮なさらずおっしゃって下さい。